科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 財務管理論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 手島 直樹 (商学研究科) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2016/02/18 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
上場企業の財務部やIR部門において、コーポレート・アナリスト(企業内アナリスト)として財務戦略の立案や投資評価を行うために必要なスキルを養成することを本授業の目的とする。ファイナンス理論がカバーする対象は多岐にわたるが、本授業においては、コーポレート・アナリストに不可欠となる部分(ファイナンスの四本柱=投資評価、資本コスト、資本構成、株主還元)にフォーカスし授業を行う。 | ||
達成目標 /Course Goals |
本科目の履修を通して以下の技能・能力を獲得できると期待される。 ・現在価値・将来価値の算出 ・資本コストの算出 ・投資判断プロセスの理解 ・企業価値評価プロセスの理解 ・財務戦略の理解 |
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授業内容 /Course contents |
本授業は大きく分けて以下の3つのフェーズに分かれる。 ■フェーズ1:投資評価 現在価値、将来価値、資本コスト、投資判断の手法などコーポレートファイナンスの基本中の基本を学ぶ。 ■フェーズ2:財務戦略 資本構成や株主還元政策などコーポレートファイナンスの実務において重視される財務戦略について学ぶ。 ■フェーズ3:企業価値評価 上場企業(キリンホールディングス)をケースとして実際に企業価値評価を実践する。 なお講義では、日米企業のケーススタディを多く取り上げることにより、理論が実務においてどのように実践されているのかを理解することを目指す。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は以下の2冊を利用する。 ・まだ「ファイナンス理論」を使いますか(日本経済新聞出版社) ・ROEが奪う競争力(日本経済新聞出版社) 授業は、上記の教科書からリーディングアサイメントを課し、それをベースにしたパワーポイントを使って行う。 |
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成績評価の方法 /Grading |
・定期試験:100% | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
成績評価の基準は以下の通りとする。 ・「秀」:ファイナンス理論の習得と分析・戦略立案について非常に優れた能力を有する。 ・「優」:ファイナンス理論の習得と分析・戦略立案について優れた能力を有する。 ・「良」:ファイナンス理論の習得と分析・戦略立案について十分な能力を有する。 ・「可」:ファイナンス理論の習得と分析・戦略立案について最低限の能力を有する。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
授業内容は、小樽商科大学ビジネススクールにおける「ファイナンスⅠ」とほぼ同一の内容であるため、短期間でかなりの知識を詰め込むことになる。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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