科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 地域市場システム論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 齋藤 一朗(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | 斉藤 一朗( 1号館340研究室、E-Mail:ichiro@res.otaru-uc.ac.jp ) |
オフィスアワー/Office hours | 斉藤 一朗( ご質問等につきましては、E-Mailにて、随時お受けいたします。面談が必要な場合は、E-Mailにて、事前にご連絡ください。 ) |
更新日/Date of renewal | 2016/02/09 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
札幌信用金庫提供講義「地域市場システム論」では、「信用金庫の役割と地域経済活性化」をテーマに授業を行います。現在、経済・社会のあらゆる局面において、「市場化」がグローバルな規模で進展しています。「市場化」の奔流はヒト、モノ、カネ、情報の一極集中を促すとともに、その裏側では、人口減少・少子高齢化などから地域経済の疲弊が進んでいます。 本講義では、そうした時代環境の直中において、地域経済の活性化に取り組む信用金庫の意義と役割を理解するとともに、これからの地域経済を如何にして活性化し再生するかを考えます。 【本科目の履修を通して獲得が期待される能力・技能】 ・信用金庫の現代的な意義を理解し説明するこができる。 ・地域経済が直面する課題に対して、信用金庫が果たすべき積極的な役割を説明することができる。 講義は毎回、社会の第一線で活動されている専門家をお招きし、オムニバス形式で行います。 |
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達成目標 /Course Goals |
本講義の達成目標は以下のとおりです。 ・世界や日本の経済・社会情勢を踏まえながら、地域経済の置かれている状況について整理把握しそこに内在する課題を発見できるようになること。 ・銀行と信用金庫(協同組織金融機関)の異同を踏まえて、信用金庫の存在意義について、自らの言葉で説明できるようになること。 ・地域経済の活性化において、今後、信用金庫が果たすべき役割について構想し、自らの言葉で説明できるようになること。 |
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授業内容 /Course contents |
以下の授業内容は暫定案です。詳細につきましては、オリエンテーションの際にお話しします。 ①オリエンテーション ②世界経済金融の大転換期 ③我が国の金融行政について ④原点から紐解く信用金庫の未来 ⑤北海道経済の現状と将来展望 ⑥北海道における信用金庫業界の現状と課題 ⑦信用金庫による海外支援 ⑧札幌信用金庫の地域経済活性化と地域貢献活動 ⑨リレーションシップ・バンキングと中小企業金融 ⑩中小企業に対する与信判断とリスク管理 ⑪法的観点から見た信用金庫業務 ⑫信用金庫による中小企業の再生支援 ⑬協同組織金融機関の意義 ⑭信用金庫のトップマネジメント ⑮講義のまとめ |
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使用教材 /Teaching materials |
テキストの指定はありません。授業で使用するレジュメ、データ・資料等については授業時に配布するとともに、商学部E-learning上にアップロードします。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
受講者には期末レポートを課し、その内容を以て評価します。期末レポートの提出に際しては、適宜課す事後課題がすべて提出されていることが、期末レポート提出の前提条件となります。なお、レポートの課題ならびに作成要領については、後日、商学部E-learning上であらためてお知らせします。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
レポートの評価基準は以下のとおりです。 秀:信用金庫の意義と役割に関する理解と課題発見に秀で、レポートでの論述がきわめて明快であるもの。 優:信用金庫の意義と役割に関する理解と課題発見に優れ、レポートでの論述が明快であるもの。 良:信用金庫の意義と役割に関する理解に優れてはいるものの、レポート課題の設定あるいは論述にやや難があるもの。 可:信用金庫の意義と役割を概ね理解し、レポート課題の設定と論述が常識的な範疇にとどまるもの。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
この科目の意義は講師の方々のお話から、履修者の問題意識を触発することにあります。授業を聴いて触発された問題意識、あるいは各自が考察したことを確認するために、適宜、事後課題(4回程度)を課します。 講義に割り当てられた教室の収容人数如何によっては、履修者数を制限することがあります。履修者数を制限する場合は、商学部E-learning上であらためてお知らせいたします。 |
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遠隔授業 /Online class |
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