科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 英語IB(E124B)【準発展】 |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐々木 香織 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 外国語科目等 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2016/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この授業は、英語による発信力を高めることを目的としています。その目的達成のために、授業は次の5段階に分けて進められます。 まず、身近な題材を話すことで、英語に慣れましょう。授業でトピック ―例えば、尊敬する歴史上の人物、嫌いな芸能人、感動した映画 ― を示します。英語で話せるよう、準備しましょう。翌週はその議題で、英語でお喋りをします。 次に、教科書を利用して、社会的な問題について、英文の読解と講義を通じて、その功罪の双方を学びます。関連する語彙力と背景知識の増強を行います(これは英語力の基礎となります)。 第3に、その事例に関する賛否両論のモデル意見の聞き取り練習をし、聞き取った内容を、暗唱したり、応用して英文を作って口に出したりして、議論するための英会話フレーズを、「音」から身につけます。 第4段階として、読解した内容、聞き取ったモデル意見、自分で調べた資料などを素案として、その論題に対するディベート用のスピーチを書きます。 最終的には論題に関して、ディベート対戦を行い、英語で議論する練習をします。 大学卒業程度の教養ある社会人として英語を話す訓練の第一歩には、最適なコースの一つとなるでしょう。 |
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達成目標 /Course Goals |
受講者が以下の5点の目標を達成することを念頭に、この講義は進められます。 1. 各社会問題に関する英語の語彙を増強する。 2. 討論に使う基本的な英語フレーズを身につけ、自分でさらに応用できるようになる。 3. 討論の素案を英文で作成できるようになる。 4. 社会問題を討論することで、大学生としての視野と教養の幅を広げる。 5. 英語討論において的確な質問をすることで相手との相互理解を深めたり、相手に批判された内容に対して冷静に論理だてて議論し直すといった、英語で論理的に議論する力を身につける。 |
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授業内容 /Course contents |
身近なトピックでの英語でのお喋りと、教科書を使ったディベートを行います。前者はウォーミング・アップで、後者が主な授業内容となります。 1. ガイダンス Internet Safety or Freedom of Expression? インターネット? 2. Internet Safety or Freedom of Expression? インターネット? 3. Honour or Burden? オリンピックの開催 4. Clean Energy or Potential Threat? 原子力発電 5. 小ディベート大会 または予備日 6. Real Risk or Great Technology? 遺伝子組み換え食品 7. Legalization or Outlawing of Gay Marriage? 同性婚 8. Separate Smoking Area or Total Ban? 喫煙問題 9. 小ディベート大会 または予備日 10. Right to Die or Responsibility of Live? 安楽死 11. Animal Rights or Human Profits? 動物愛護 12. 小ディベート大会 または予備日 13. Peace Constitution or Revision? 憲法第九条 14. Death Penalty or Human Rights? 死刑制度 15. 最終ディベート発表 |
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使用教材 /Teaching materials |
書名 Pros and Cons: Discussing Today’s Controversial Issues 著者 Ueda, Ichizo et al 出版社 センゲージ ラーニング ISBN 978-4-86312-252-9 |
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成績評価の方法 /Grading |
平常授業での貢献 30 % 提出物 30 % ディベート大会 40 % |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(90-100)-講義にたいへん積極的に参加をしている。講義で扱う英文(読解と聴解)を非常によく理解できている。論題に対して、明快で具体的に説明を加えたり、自分の意見を論理的に述べたりできる。相手の意見をよく聞いて、議論を深める上で、的確な質問したり、鋭い反論したりできる。 優(89-80)-講義に積極的に参加をしている。講義で扱う英文を十分によく理解している。論題に対して、具体的な説明をしたり、自分の意見をきちんと述べたりできる。相手の意見を聞いて、議論を深めるような質問や反論ができる。 良(79-70)-講義によく参加をしている。講義で扱う英文をよく理解している。論題に対して、説明をしたり、自分の意見を述べたりできる。相手の意見を聞いて、良い質問や反論ができる。 可(69-60)-講義に過不足のない程度に参加をしている。論題に対して、説明をしたり、自分の意見を述べたりできる。相手の意見を聞いて、質問や反論ができる。 不可(59以下)-講義への参加意欲が低く、講義で扱う英文の内容の理解が不十分である。英語の議論も十分にできない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
指定教材、ならびに和英辞書もしくは英英辞書は必携しましょう。 討論の素案をチームごとに作成するので、個別学習だけでなく、共同作業も授業には含まれます。 |
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備考 /Notes |
英語による討論の技術は、英語力のみならず様ざまな場で役立つので、積極的に楽しく参加しましょう! |
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遠隔授業 /Online class |
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