科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 予防の医学C/Preventive Medicine |
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担当教員(所属)/Instructor | 高橋 恭子 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 4 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 高橋 恭子(保健管理センター) |
オフィスアワー/Office hours | 高橋 恭子(平日9:00~17:00) |
更新日/Date of renewal | 2016/02/24 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
大学生活において学習を深め、様々な経験を積む際に、また大学を卒業して社会で活躍する際にも、健康な心身はそれらの活動の基本となります。そのため、大学生の時期に健康的な生活習慣を身につけ、疾病予防を自らの選択として実行していくことが重要です。 生活習慣病に代表されるように、多くの慢性的な疾患は長期にわたる不健康な習慣によって発症し、少しの注意が数十年後の身体状況を大きく変えるということも少なくありません。大学生の時期に起こりうる健康上のリスク、将来起こりうる健康上のリスクについて身体構造や機能を理解し、どのような機能異常により疾病が発生するのかといった正しい情報を「知る」ことが目的の1つです。 それを踏まえて、自分の健康問題あるいは生活習慣の問題点に「気づく」こと、問題点を解決するための方法を「考察する」ことを授業の目的とします。考察した生活習慣の解決策を実行し、継続していくことが長期的な目標となります。このような健康問題への気づきや生活習慣の解決策の考察を効率的にできるよう、授業ごとに小レポート課題を提出します。 |
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達成目標 /Course Goals |
・大学生活を健康的に送るために、健康上のリスクを理解し、リスクを回避する行動を身につける。 ・基本的な身体機能を理解し、疾病特に生活習慣病について知る。 ・現在の生活習慣について、健康上の課題を認識し、それを解決する方法を検討できる。 |
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授業内容 /Course contents |
前半は大学生における健康リスクを知り、自分の現在の健康問題に気づくことができるように、以下のテーマで講義中心の授業とする。 ・飲酒のリスク ・薬物乱用防止 ・精神保健 ・外的要因と健康(環境、感染症) ・ライフスパンと健康 ・健康診断の結果から現在の自分の状態を知る 後半は将来の自分の健康を維持することについて、現在、あるいは過去の生活習慣や生活環境などが将来の健康に及ぼす影響について以下のテーマで講義を行い、自分の健康を維持、増進する方策について考察する。 ・がん予防 ・生活習慣病予防・健康づくり(食事、運動、休養) ・高齢者の健康(ロコモティブシンドローム、老化) ・健康を支える社会制度 最新の情報等についてゲストスピーカーの授業も予定している。 |
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使用教材 /Teaching materials |
指定図書はなし。Power Pointを用いて講義し、必要に応じて、資料を配布。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
定期試験の成績(70%)、出席状況・レポート(30%)で評価。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
定期試験及び出席状況・レポートの得点を合計し、総合的に評価する。 秀:9割以上出席し、試験とレポートの到達度が90%以上 優:8割以上出席し、試験とレポートの到達度が80~89% 良:7割以上出席し、試験とレポートの到達度が目標の70~79% 可:6割以上出席し、試験とレポートの到達度が目標の60~69% 不可:出席が6割に満たない、または、試験とレポートの到達度が目標の60%未満 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
(1)予防の医学Cは2年次以上が対象です。1年次は学生番号で割り当てをした予防の医学A,Bのいずれかを履修してください。 (2)学生定期健康診断の結果を元に自分自身の健康状態を振り返る課題がありますので、履修する学生は必ず健康診断を受診してください。2年次以上は入学後の経年変化も確認しますので、予防の医学Cを履修する場合も必ず4月の健康診断を受診してください。 |
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遠隔授業 /Online class |
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