科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 久保田 |
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担当教員(所属)/Instructor | 久保田 顕二 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 久保田 顕二(343) |
オフィスアワー/Office hours |
久保田 顕二(前期:火曜日12:00〜13:30 後期:月曜日16:00〜17:30) |
更新日/Date of renewal | 2016/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
毎回1、2個のテーマをめぐって参加者同士が意見を交換します。テーマは一応、広い意味で「倫理的」とみなされうるようなものとします。最初の数回は、比較的論じやすいテーマとして生命倫理学の問題を取り上げますが(尊厳死問題、臓器移植問題、代理母問題、人工妊娠中絶問題、など)、そのあとは、もう少し社会的な広がりのあるテーマや、人生観・世界観が絡んでくるテーマなども取り上げます(死刑制度の是非、格差の問題、体罰の是非、など)。テーマの選定等について履修者の側から希望が出た場合は、できるだけそれに沿うよう配慮します。 | ||
達成目標 /Course Goals |
お互いの討論と意見交換を通して、現代社会が今まさに直面しているアクチュアルな問題について、多面的に理解し深く考える姿勢を身に付けます。そしてそのことを通して、今後の勉学なり生き方そのものなりへの自らの方向性を、漠然とではあれ見いだしてもらいたいと思っています。 また、受け身になって知識や情報を得ることの大切さを再認識すると同時に、そういった学習とは違う能動的な学習のあり方が、大変大きな教育的効果を発揮するということを知ってもらいます。資料を探して調べたり、参加者がお互いに教え合ったり積極的に意見を述べ合ったり、ということの意義と、それに伴う「充実感」を感得します。 その他、スキル的な面では特に次のようなものの習得を目指します。 1.情報検索の基本的な方法 2.論述文の内容を正確に読み取る力 3.明晰な文章を作成する能力 |
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授業内容 /Course contents |
毎回2名の報告者がペアになって、参加者同士の意見交換を促す役割を担います。基本的な進め方としては、全体が3〜5人の小グループに分かれて一定時間、議論をし、そのあとでグループごとの意見をまとめるというやり方をとりますが、時には「ディベート」方式も取り入れます。 報告者には次の作業が必要です。 1.事前の準備作業として、文献の熟読や情報検索を行い、それに基づいて、当日のテーマにかかわる資料(話し合いの手がかりとなる論点や報告者の意見を、A4の大きさの用紙2枚程度にまとめて記載したもの)を作成します。テーマは、前の週までに履修者全員に伝えておきます。 2. 当日の作業として、資料を出席者全員に配布し、その内容を手短に説明した上で討論の進行役をつとめます。 半期の全日程が終了する少し前に、履修者の全員が、半期の授業を総括する内容のレポートを作成します(分量は1500字から2000字程度)。 |
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使用教材 /Teaching materials |
生命倫理学のテキストを使いますが、コピーで済ます予定です。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
出席状況、授業への取り組み(報告の担当も含めて)、レポート課題の出来具合、の三点によって総合的に評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
科目の性格上、明確な基準を示すことは難しいのですが、最低限、次のことだけは基準として取り入れます。 1.「出席する」ことが非常に大切ですので、例外的な場合を除いて、2、3回の欠席でも非常に低く評価されます。欠席が一定回数以上になると、自動的に授業放棄の意思表示をしたものとみなされます。2.授業中の発言が量的に多いか少ないかといったことが、特に評価の目安になることはありません。各自のスタイルで一生懸命に授業に取り組んでもらうことが大切となります。3.レポートの配点は、一応、1回の報告の半分から3分の2程度です。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
定員は、上限17名までです。 この基礎ゼミの履修を希望しそうな人は、どういった問題について話し合ってみたいのか、他の人たちの意見を聴いてみたいのか、ということを、オリエンテーション以前の段階で早めに考えておいてもらうとよいかもしれません。履修希望者数が予定人数を上回った場合には「選考」を行うことになりますが、その際にも、希望者が抱いている問題関心の具体性や真剣さ、といったことが一つの判断材料になります。 |
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遠隔授業 /Online class |
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