博士前期課程の目的
博士前期課程は、大学院教育の基礎の上に立って、現代の多様で豊富な内容をもつに至った商学分野において、広い視野と深遠な学術研究に基づいた教育を行うことを目的としています。具体的には、研究者養成の基礎としての役割を担い、また社会の各方面で、専門的知識に裏打ちされた深い見識と指導力を発揮するような人材を養うことを目指しています。
近年、社会からのニーズは多様であり、社会学科の中でもとりわけ経済学、商学、法学、情報科学についての関心が高まってきています。そのため、提供する教育内容を拡大し、社会の多様な方面で活躍し得る高度な専門的知識・能力を有する人材の育成を目的として、経済理論研究や日本および国際経済の分析に関連する「経済学コース」、グローバルなビジネスを対象にした分析と体系化に関連する「国際商学コース」、専門的体系的な企業法務に関連する「企業法学コース」及び企業や社会の情報・マネジメントに関連する「社会情報コース」の4コースを設け、それぞれのコースには明確な教育目標に沿う履修モデル例が掲げられています。
また、教育職員免許法に規定する免許状「高等学校教諭専修免許状」(英語・商業)及び「中学校教諭専修免許状」(英語)授与の所要資格を取得させるための課程認定を得、英語や商業の専修免許状を取得しようとする人にも応えています。
本専攻では、世界各国から数多くの留学生も学んでおり、国際色豊かで刺激的な教育研究環境になっています。
博士前期課程のアドミッションポリシー
小樽商科大学商学研究科現代商学専攻博士前期課程は、国籍、年齢及び性別を問わず、以下のような人々を学生として受け入れます。
- 社会科学諸分野の研究を深く追求し、研究者を目指す人
- 生涯教育の一環としてテーマ研究を行おうとする人
- 高度な英語コミュニケーション能力を身につけ、社会科学の専門知識を国際的に活かそうとする人
- 高等学校教諭等の専修免許状(英語・商業)を取得することで、専門分野における深い学識と高度な技能を教育現場で活かそうとする人
学生生活
入学料・授業料
本学に入学する者は、入学料・授業料を納入しなければなりません。入学料・授業料の額と納入時期は次のとおりです。
なお、授業料の納付については、希望により前期分納入の際に後期分も併せて納付することができます。
区分 | 金額 | 納入時期 | |
---|---|---|---|
入学料 | 282,000円 | 入学手続時 | |
授業料 | 前期 | 267,900円 | 5月24日 |
後期 | 267,900円 | 11月24日 |
※上記の納付額は予定額であり、入学時及び在学中に学生納付金の改定が行われた場合には、改定時から新たな納付金が適用されます。
※銀行の休業日にあたるときは、直前の営業日が引落日となります。
※引落日までに口座へ入金してください。
※授業料免除・徴収猶予申請者については、審査結果がでるまでの間、口座引落を行いません。
1.授業料の免除
次に該当する場合は、選考の上、授業料の全額又は半額を免除する制度があります。
- 経済的理由により授業料の納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められる場合
- 授業料の各期ごとの納付前6月以内(新入学者に対する入学した日の属する期分の免除の場合は入学前1年以内)において、学資負担者が死亡し、又は学生若しくは学資負担者が風水害等の災害を受けた場合
- 前号に準ずる場合であって、学長が相当と認める事由がある場合
2.授業料の徴収猶予
授業料は原則として半期毎に一括納入することになっていますが、経済的理由及び本人又は学資負担者が災害等を受け、納付期限までに納付が困難であると認められる場合は、選考の上、授業料の徴収を猶予する制度があります。
3.入学料の免除
上記1と同じ理由により入学料の納付が困難であると認められる場合は、選考の上、入学料の全額又は半額を免除する制度があります。
4.入学料の徴収猶予
上記1と同じ理由により入学料の納付が困難であると認められる場合は、選考の上、入学料の徴収を猶予する制度があります。
奨学金
人物、学業がともに優秀かつ健康であって、経済的理由のため修学が困難であると認められる者に対して選考の上、日本学生支援機構の奨学金が貸与される制度があります。博士前期課程の学生に対する貸与月額、第一種は5万円、8万8千円の中から選択、第二種(有利子)は5万円、8万円、10万円、13万円、15万円の中から選択できます。 博士後期課程の学生に対する貸与月額、第一種は8万円、12万2千円の中から選択、第二種(有利子)は5万円、8万円、10万円、13万円、15万円の中から選択できます。
大学院授業開講時間(昼夜開講制)
講目 | 時間帯 |
---|---|
1講目 | 8:50〜10:20 |
2講目 | 10:30〜12:00 |
3講目 | 12:50〜14:20 |
4講目 | 14:30〜16:00 |
5講目 | 16:10〜17:40 |
6講目 | 17:45〜19:15 |
7講目 | 19:25〜20:55 |
※6,7講目については、主として社会人対象の開講時間です。