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2021.07.26

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江頭ゼミ運営のNPO法人『EgaO』にインタビュー!

みなさんこんにちは、ブログ学生スタッフです。

今回は、江頭ゼミが運営しているNPO法人「EgaO」の活動について、江頭ゼミの山口さんにインタビューしました。

 

 

 

EgaOと江頭ゼミの活動内容について、簡単に教えてください。

 

EgaOでは、「小樽Take-out」のサイト運営・小樽の歴史を紹介するノベルゲーム作成・地域通貨「Tarca」の普及活動等を行っています。

毎週のゼミでは、経済学者ハイエクの本や、テイクアウトに関する本を輪読しています。

例年は学校祭や地域のお祭りにあんかけ焼きそばを出店するのですが、今年はコロナによりできなくなってしまいました。

その代わりに、今までお世話になったお店に少しでも還元しようと、「小樽Take-out」の運営を始めました。

 

 

「小樽take-out」とはどのような活動ですか?苦労した点や成果を感じられた点を合わせてお教えください!

 

新型コロナウイルスに負けない小樽の人を応援するために去年4月より始動したポータルサイトです。

感染症対策に取り組みながら頑張る小樽市内の店舗情報をたくさん掲載し、テイクアウトの機会をサポートしています。

リンクはこちらから→ http://ega-o.org/otaru_takeout/

 

ユーザーへ情報を “正しく” 伝えるために文章を工夫することは初めての試みで、「どんな人に向けて、どのような形で見てもらうか」といったコンセプトやサイトのデザイン・配置を考えるのにも苦労しましたが、たくさんの人の力を借り、ゼミ内でもZoomLINEをフル活用して連携を取りながら作り上げることが出来ました。

 

対面での交渉が難しい中、以前行っていた『あんかけ焼きそば事典』プロジェクトでお世話になった方々をはじめとして、メールや電話を駆使し掲載するお店を集めていきました。

 

掲載させていただいたお店の方から、アンケートを通じて「前に比べて店に来てくれるお客さんが増えた」との声をいただけたのが嬉しかったですね。

そのような市内の盛り上がりが伝わって、テレビなど各メディアに活動が取り上げられることもありました。

 

また、デザインや営業、サイト制作など、一人ひとりの得意分野に合わせ人員を適切に配置して事業を行う能力は、将来マネジメントをするうえで活きるのではないかと感じています。

 

 

Egaoさんでは小樽の魅力を発信するノベルゲームを製作されていますが、そのゲームについての活動内容を教えてください!

 

まず、ノベルゲームをやろうと思ったきっかけは、小樽市の魅力を発信することでした。

若い人から年配の方まで興味を引くものは何かと考えたときに思いついたのが、あらゆるニーズに対応できるゲームでした。

小樽の歴史を元に作ったのが一つ目のゲーム、「歌うたう人なき町の恋歌」です。

兵庫コレクション(札幌出身の写真家兵庫勝人氏によって撮影された8000枚以上の小樽の写真)をゲームの背景として使いました。

より面白く小樽の歴史を伝えようということも目的の一つです。

 

コンセプトやターゲティングはゼミ生が考え、デザインやBGMは外注しました。

また、札幌市立大学のデザイン学科にデザインの依頼をしました。

ノベルゲーム制作を通じて新たなコミュニティが生まれ、他大学とのつながりを増やすことが裏テーマでもあります。

 

1作目のゲームのモチーフは小樽の「歴史的建造物」でしたが、2作目はガラッと変えて「ビール」をモチーフとしています!

小樽の歴史的建造物は年配の方がターゲットでしたが、長期的なスパンで見たときには若い人の力が必要です。

ゲームの拡散やSNSでのシェアは若者が中心なので、ゲームの認知のためにも若者をターゲットにしました。

 

1作目・2作目とも、以下のリンク先からプレイすることができますので、是非皆様も体験してみてください!

https://ega-o.org/otaruneko/

https://ega-o.org/otaruneko2j/game/

 

 

EgaOのこれからの目標は何ですか?

 

小樽市にしっかりと若者を呼び込むことですね。

高齢者率が高く、札幌に人口が流出しがちな小樽の将来は若者に託されています。

若者を呼び込むには、小樽での活動を増やして盛り上げていかなくてはいけません。

例えば、「テイクアウトがあるから小樽に移住したい」「江頭ゼミの活動が魅力的だから商大に入りたい」といった感じで、盛んな活動に惹かれて、移住・定住を始める人を増やしたいです。

 

最後に、この記事を見てくれている方にメッセージをお願いします!

 

商大は、社会を支える学問を網羅している大学です。

つまり、自分から「学ぼう!」と主体的に思えば、いくらでも学べる環境というわけです。

是非、勉強できるチャンスを逃さないために、主体的に学んでほしいと思います。

 

また、「小樽のために」という目的も大切ですが、「最終的に何をやりたいのか?」「その手段でやる必要があるのか?」ということを明確にしてほしいと思いますね。

それぞれの目的に向かって、突き進んでください!

 

 

山口さん、ありがとうございました!

EgaOの活動が、いかに小樽と商大生のことを考えて行われているのかを、深く知ることができました。

小樽活性化に興味のある受験生の皆さんにとっても必見の内容でしたね!

 

NPO法人EgaOhttps://ega-o.org/

ガオちゃん(EgaO公式キャラクター)Twitter:@NpoEgao

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