2019.06.27
新入生合宿研修「ルーキーズキャンプ」を帯広畜産大学及び北見工業大学と合同で実施しました。
2019年5月25日・26日、国立大雪青少年交流の家において、新入生合宿研修「ルーキーズキャンプ」を、帯広畜産大学及び北見工業大学と、初めて合同で実施しました。
本学・帯広畜産大学・北見工業大学は2022年4月に一法人複数大学制度のもと経営統合することに合意し、文理融合・異分野融合の連携教育プログラムの開発や遠隔教育実施に向けた先端システムの開発など各種取組を推進しており、この研修は三大学の学生が参加する初めての連携教育プログラムとなりました。
ルーキーズキャンプは、新入生のアイデンティティ獲得と主体的学生生活への動機付けを促すことを目的に小樽商科大学が十数年にわたり実施してきたものです。
今回は、異なる価値観やバックグラウンド、専門性を有する三大学の学生間の交流を深め、グループ演習と合宿活動を通じて、豊かで幅広い交友関係の構築を目指すこと、並びに三大学連携教育の効果と課題を明らかにすることを目的として初めて合同実施し、三大学の新入生54名、理事・教職員21名の総勢75名が参加しました。
研修では、三大学混成8チームに分かれ、レゴブロックを活用したアイスブレイクにより早速打ち解けた後、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした研修では、チームごとに異なるテーマを決めてディスカッションを行い、検討内容のプレゼンテーションを行いました。そのほか、学生による自大学紹介や三理事と学生代表によるパネルディスカッションなど様々なプログラムを行いました。
各プログラムでは大学ごとの個性が大いに発揮され、学生は自身の専門性についての意識を深め、更に異分野の領域を理解するきっかけとなりました。また、今回得られた仲間は日常の学びでは得難いものとなりました。
実施後には参加学生アンケートを実施し、「他大学の先生の講義を受講してみたい」、「もっと交流を増やし、分野にとらわれない研究などできるようにして欲しい」といった意見があり、他大学の授業の受講意欲や三大学での交流に積極的であることが分かりました。
三大学では、今回の研修による教育成果を検証し、新たな教育プログラムの開発を加速させていきます。
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