小樽「商科」大学ですので、高校「商業」の教員免許状はもちろんのこと、伝統的に語学教育に力を入れてきましたので、高校はもちろんですが、中学の「英語」の教員免許状も取得できます。さらに2003年度からは高等学校で教科「情報」が必修となりましたが、本学でも2001年度入学生からは、高校の教科「情報」の教員免許状も取得できるようになっています。
「経済学科」、「商学科」、「企業法学科」、「社会情報学科」のいずれの4学科に所属している学生も、「商業」、「英語」そして「情報」の3つの教員免許状を取得できる体制になっております。実際にひとりの学生が「商業」と「英語」」の2教科の免許状を取得して卒業していく例は少なくありません。なかには「商業」「情報」「英語」の3教科の免許状を取得する学生もおります。
卒業所要単位124単位ですが、教員免許状を取得するには、それに教員免許状を取得するのに必要な単位数をプラスすれことになります。
かつてはたとえば英語の教員免許状に必要な単位数が190単位以上となっていましたが、制度改正によって、現在では負担がかなり軽減されました。各学科によって違いがありますが、「商業」や「情報」の免許ですと最少で140単位強、「英語」の免許ですと160単位強となっています。
「商業」、「英語」、「情報」以外の教員免許状を取得することは、基本的にはできません。他教科の免許を取得するには本学でいずれかの免許を取得しておくと、同一校種の場合には(たとえば、高校の「数学」の免許を取得希望の場合は、高校「商業」「情報」の免許を取得しておくと)取得必要単位数が軽減されます。